横浜市青葉区でエンディングノートを書きたい|大田行政書士事務所
2023/12/14
この度は、大田行政書士事務所のホームページをご覧頂きありがとうございます。
横浜市青葉区で行政書士を開業している大田泰巳です。
2023年11月13日に、横浜市青葉区さつきが丘地域ケアプラザにて、横浜市青葉区版のエンディング「わたしノート」の講座を開催しました。
昨年も同様に横浜市青葉区さつきが丘地域ケアプラザにて、地域にお住いの方を対象に、「終活に備えて・今できること~『わたしノート』の使い方~」というタイトルで横浜市青葉区版のエンディング「わたしノート」の講座を開催しました。今年は、「利用者さんとの思いを共有するために ~『わたしノートを活用しよう』」という内容にて、介護事務所・医療機関・社会福祉法人の方や福祉サービス事業者の方々のご参加がありました。
講座の前半は、横浜市青葉区版エンディングノート『わたしノート』を利用者(介護保険サービスを受ける方・施設を利用される方等)さんに書いてもらうことにより、利用者さんと情報を共有することができるようになると、利用者さんにより良いサービスの提供ができることをお話しました。
利用者さんに、先ずエンディングノートを書いてもらう、勧めるためには、動機づけが大切であることをご説明しました。エンディングノートと言うと、終活の一つと考えられがちで、エンディングノートを書かない理由をお聴きすると、「まだ、元気だから書く必要がないと。」とおっしゃる方をお見受けします。このような方にもエンディングノートを書いてもらう動機づけとし、お元気なうちだから書けるし、将来的な生活の希望や相続のことなど余裕を持って考えられることや、もしも急に病気やケガで倒れるしまったときのことを考えると、エンディングノートを「もしものときノート」という位置付けすると書いてもらいやすことをお話ししました。
また、利用者さんと事業者さんがエンディングノートの情報を共有できるようになるためには、信頼関係が成り立っている必要があり、利用者さんに無理にエンディングノートを書くことを勧めたり、エンディングノートの内容を利用者さんが教えたくないのに知ろうとすることは信頼関係を壊すことになることをお話ししました。
講座の後半は、利用者さんに横浜市青葉区版エンディングノート『わたしノート』を書いてもらうためのポイントをお話しました。特に今回の講座では、最近の社会変化に対応したエンディングノートを書く時の留意事項を具体例として挙げました。具体例としては、連絡してもらいたい人の中でLINEのみでつながっている場合は氏名や住所もしっかり記載しておくことや、ネット銀行や通帳不発行口座の場合は入出金の記録が紙で残らないので自動引き落としになっている取引が本人でないと分からなくなってしまうのでプリントアウトしておくことや見える化をしておくと、もしものときに困らずに済みます。
また、エンディングノートを書くことによって、考えておくべきこととして、将来的に認知症等により判断能力が低下したときの成年後見(法定後見や任意後見契約)制度の利用や遺言や死後の遺産整理の問題、墓じまいや尊厳死・献体のお話などもしました。
当日、参加された方のお声として、利用者さんにエンディングノートを書いてもら必要性を認識されておりました。また、講座に参加された方も自分自身がもしものときに備えて、エンディングノートを書いておく必要性を実感されていました。
エンディングノートを終活のためだけに書くのではなく、将来のもしものときのためにご家族や親族が困らないために記録するツールとして非常に有効です。もしも、エンディングノートの書き方が分からない、どの様に書いたらよいかお悩みの方は、専門家である行政書士にご相談してみてください。また、大切なことはエンディングノートを定期的に見直してください。
----------------------------------------------------------------------
大田行政書士事務所
神奈川県横浜市青葉区梅が丘21-12 アベニュー21 303号室
電話番号 :
045-568-5746
神奈川県を中心に安心できる遺言
神奈川県を中心に希望に沿った遺産対応
神奈川県を中心に様々な相続の対応
----------------------------------------------------------------------